清水小PTA親子コーラス 子どもたちと合同演奏会

松本市の清水小学校PTA親子コーラス(竹内彩代表、25人)は12月21日、合唱部と金管バンド部との合同コンサートを同校体育館で開いた。「校内に三つある音楽活動を一緒に披露して、地域の方にも聴いてもらえないか」と初めて企画。保護者や地域住民など約150人が詰めかけた。
同コーラス(旧・母親コーラス)は、半世紀以上の歴史がある。この日は、クリスマス風のコスチュームで「怪獣のバラード」「ドラえもん」など5曲を熱唱。アカペラソング「Oh Happy Day」では、親子が順番にペアでソロパートを歌うほほ笑ましい場面もあった。
OGの中学1年優月さん(12)、同小4年陽歩(はると)さん(9)と一緒にアカペラを歌った三井和恵さん(43、惣社)は「リズムが難しく、3人で家や車で練習した。楽しく歌えた」と充実感を見せた。
合唱部や金管バンド部も見事なハーモニーで会場を盛り上げ、最後は会場と一緒に「翼をください」、校歌を合唱し、温かい雰囲気に包まれた。
訪れた保護者の保科誠さん(45)は「普段合唱を聴く機会がないので心に染みた。すべての子どもたちにとって、聴いてもらうことが練習の励みになり、いい機会」。竹内代表は「たくさんの方に聴いてもらえて良かった」と話した。