松本市の花時計公園(中央1)で1月12日、「松本城下町天空マルシェ」が開かれる。市中心市街地で11、12日に催される「松本あめ市」に合わせ、官民連携で街のにぎわいを図る「商都松本にぎわい発信プロジェクト実行委員会」に協力して企画した。
おにぎりや焼き芋、山賊焼きなどのキッチンカー10台が出店。飲食や物販のブースもある。ステージでは太鼓やジャズバンドの演奏、子どものダンス発表なども。空気を使った「ふわふわ遊具」(有料)も楽しめる。
同マルシェは、松本駅一帯や中心市街地に足を運んでもらうきっかけを提供しようと、2023年7月にスタート。子どもをメインターゲットにしているといい、これまでもゴーカートなどの遊具を用意した。来場者を対象に行ったアンケートでも、「子どもが遊べる場所が欲しい」という声が複数上がっているという。
冬の開催や、あめ市との連携は初めて。不動産賃貸の五幸(中央2)常務で、同マルシェ実行委員の小口拓也さん(37)は「松本の中心市街地に1回でも多く来てもらうことが、市民としてできること。子どもの頃に遊んだ記憶は、愛着につながる。新しいにぎわいにつながれば」と期待する。
午前9時~午後3時。問い合わせは五幸TEL0263・39・8348