松本市美術館友の会は1月16日まで、「会員作品展」を同館(中央4)市民ギャラリーと多目的ホールで開いている。
250人ほどいる会員のうち80人が、絵画や書、工芸、写真、造形作品を1点ずつ出品した。このうち絵画は、目元をクローズアップした迫力ある自画像、ヒマワリ畑の迷路で遊ぶ子どもの後ろ姿、海外の街角、県内の山岳や湖といった多彩な題材と画風の55点が並ぶ。
また、会員が講師を務めたデッサンや絵はがき、タイルアートなど五つの公募ワークショップの作品約100点も展示している。
作品展は、活動成果の発表や互いの作品を鑑賞してレベルアップにつなげることを目的に毎年開き、23回目。山越久美子副会長(同市神林)は、「友の会の活動を広く知ってもらい、美術館に足を運ぶきっかけの一つになれば」と話している。
午前9時~午後5時(16日は3時)。14日は休館。入場無料。問い合わせは同会事務局TEL0263・39・7400