
朝ご飯は一日の元気の源!分かってはいるが、忙しい、準備が大変などの理由で、簡単に済ませたり、食べなかったりすることも。そんな人たちに朗報!最近は、朝食専門店やこだわった朝食を出す店、早朝から営業する店も出てきた。たまには、ちょっとぜいたくなメニューで、ゆっくりとした朝の時間を過ごすのもいい。松本地域の4店を紹介する。
【糀福あさごはん】発酵食品取り入れ「腸活」(塩尻市大門八番町、アイマニSHIOJIRI)
発酵食品を使った朝食を提供。メインの「酒粕(かす)焼き」は、日替わり。肉か魚を選べる。みそ汁は「七割こうじみそ」を使う。米も松本市今井産など素材にこだわり千円。他に野菜の小鉢(150円~)などもある。
管理栄養士の資格を持つ矢島しよりさん(35)が、朝食の重要度を知ってもらい、「腸活」にいいという発酵食品を利用することで独自性を出した。
お客の「体が温まる」「ホッとする」といった声もあるという。
土、日曜の午前7~10時。問い合わせ、予約はインスタグラムから。

【農人-note-】地元食材使用の和洋2種(松本市中央3)
昨年5月、朝食専門店としてオープンし、11月に現在地に移転した。
メニューは和、洋風の2種(各2千円)。和風は肉と魚の主菜にだし巻き卵などが付く。ご飯は注文を受けてから土鍋で炊く。洋風は果実のフレンチトースト、安曇野放牧豚のサルシッチャなど。
信州料理家の竹下涼さん(32)が、地元産の食材を使った朝食を食べられる店を|と開いた。「食材の食べ方など、新しい郷土料理を提案したい」。
午前7時~10時半(水、木曜定休)。松本広域3市5村からの来店者は15%引き。TEL050・8880・7693

【いぐパン】こだわりのパンとスープ(松川村)
添加物をできるだけ使わない、心と体に優しいパンを提供。午前8~9時は、季節のスープ(現在はキノコのポタージュ、480円)があり、ポテトサラダが入ったポテトパン、クリームチーズやハムなどを挟めるベーグルなど好みのパン、ドリンクと組み合わせた朝食を楽しめる。
朝の時間と朝食を食べている風景が好きという井口由紀さん(52)。午前9時からは、サンドイッチ、スープ、サラダのセット(880円)を提供。「ゆっくり食べて気持ちも豊かになってもらえれば」
午前8時から(火、水、木曜定休)。TEL0261・85・0785

【榑木野松本駅舎店】手打ちそばでさっぱりと(松本市深志1、松本駅MIDORI1階)
信州ならではの朝食「朝そば」を提案。職人による手打ちそばが朝から食べられる。
「ざるそば」(980円)、「くるみそば」(1350円)が人気。SNSで「朝からおいしいそばが食べられる」といったコメントもあり、口コミで来店者が増えているという。
電車で出勤する人などに合わせ早朝から営業。「周辺のホテルに泊まっている人が利用することもある」と吉澤輝(ひかる)店長(30)。
そばは血糖値を下げるなど、健康にもいいとされ、吉澤店長は「そばでさっぱりとした朝食を」と勧める。
午前7時半から。不定休。TEL0263・38・0803