

大町市と白馬村にある八十二銀行と長野銀行の4支店がオルゴール展を同時開催している。4支店の合同企画は初めて。1年後の合併に向け、店内に響くオルゴールの音色が両行の一体感のアピールにも一役買う。2月28日まで。
昨夏は両行の大町支店が合同オルゴール展を開いており、半年後、白馬支店に参加の輪を広げて再開催となった。来年1月の合併時には、大町、白馬それぞれで八十二銀行の支店に統合される予定になっている。
長野銀行大町支店の西條(にしじょう)賢一支店長は「合併まで1年を切った。同じ企画に取り組むことで、このエリアの客にも両行一体で仕事をやっていることを知ってもらいたい」と話す。
オルゴールは昨夏に引き続き、楽器製造のフジゲンが提供。4支店それぞれに本格的なディスクオルゴール、古民家を模した「からくりオルゴール」を置いた。演奏する曲は重ならないようになっていて、「はしごしてさまざまな楽曲を楽しんでほしい」と担当者。長野銀行大町支店では、昨年12月発売の新型機が、心身の安静に効果があるとされる周波数528ヘルツの音を奏でる。