県酒造組合松本支部 決意新たに5年ぶりの新年会

県酒造組合松本支部は1月17日、5年ぶりとなる新年会を組合員ら約30人が参加して松本館(松本市丸の内)で開いた。4月に同支部主催の日本酒のイベントを開くという。
コロナ禍で、2020年以降、中断されていた新年会の久しぶりの開催とあり、あいさつした飯田純一支部長(EH酒造=安曇野市=常務)は「(中断していた)この間、取り巻く環境が変化し、どこも大打撃を受けた」と振り返った。
そのうえで、昨年12月に「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを吉報とし、「酒造りの伝統をしっかりと守り、地域に根差した企業として発展したい」と抱負を語った。
同支部には松本、安曇野、塩尻市の10蔵が加盟。今年は4月12日に支部主催の「松本平の地酒を味わう会」を信毎メディアガーデン(松本市中央2)で開く予定という。