塩尻の平出遺跡公園ライトアップ 幻想的な雰囲気楽しむ

塩尻市宗賀の平出遺跡公園で1月25日、ライトアップイベント「遺跡を彩る光の旅」が開かれた。市内の保育園や幼稚園の園児らが絵を描いた灯籠約200基が並び、訪れた人たちは幻想的な雰囲気を楽しんだ。
市観光プロモーション課と市立平出博物館の主催で2021年度に始め、4回目。灯籠の他、復元家屋内外をライトアップし、公園内のガイダンス棟では縄文時代に明かりを取るのに用いられていたと考えられている「釣手土器」など3点を特別展示した。
家族連れなどの来場者は、子どもが描いた絵の灯籠を探しながら散策したり、照らされた復元家屋の中に入ってみたり。
自身の絵が飾られた太田悠聖ちゃん(6、広丘吉田)は「上手に描けたし明かりもきれいだった」、家族4人で訪れた30代の会社員男性(広丘原新田)は「夜に来たのは初めて。昔はこんな雰囲気だったのかと想像し趣き深かった」と話した。