
松本市中央地区福祉ひろば(大手3)は1月24日、モルック教室を開いた。北海道で昨夏行われた世界大会に出場した塩川北来都(ほくと)さん(23、軽井沢町)を講師に、20~80代の10人が挑戦した。
木の棒(モルック)を投げて、1~12の数字が書かれたピン(スキットル)を倒し、得点を競う競技。1本の場合は数字が、複数のピンを倒すと本数が得点になり、ちょうど50点になったチームが勝つ。しかし、50点を超えると点数が25点に減り、簡単に勝負がつかない面白さがある。
参加者は2チームに分かれてプレーした。「当たれ」「1本だけ倒れろ」などと声援を送り、命中すると歓声を上げた。
山口るみさんは「今年こそ運動不足を解消すると決めて参加した。丁寧な指導に感激。道具をそろえて続けたい」。塩川さんは「気軽なスポーツ。楽しく体を動かし、健康で過ごしましょう」と呼びかけた。