
テレビ松本ケーブルビジョン(松本市里山辺)は創立50周年を記念して1、2日、小中学生を対象に工作のワークショップ(WS)を市美術館で開いた。両日合わせて40人ほどが参加し、新聞紙やガムテープなど身近な材料を使い、人形やバッグを製作。9日まで同美術館で開催中の「テレビ松本小・中学生立体アート作品展」で展示している。
同市や塩尻市などで子ども向けの多彩な創作活動のWSを開く市民グループ「hontoのmanabi(ホントのマナビ)」代表の小澤和子さんが講師を務めた。
1日は、丸めた新聞紙を体の形に整えて脚を付け、表面に和紙を張って着色する「おすわり人形」に挑戦。参加者は終始熱中し、おにぎりやシロクマ、しゃちほこなど、ちょこんと座る姿が愛らしい人形を2時間近くかけて完成させた。
丸いフォルムが特徴的なミカンとトマトの人形を作った波田小2年の神澤優成さん(8)は「友達に自慢したい作品ができた。家でも作ってみたい」と笑顔だった。