
バレンタインデー向けの贈り物を作るワークショップ(WS、実行委員会主催)が9日、池田町交流センターかえで(池田)で開かれる。同町で工作を教える青山裕子さん(50、会染)の呼びかけで始め3回目。出展者が昨年の10ブースから九つ増え、小学生のブースも出る。
WSは、子どもの足形や手形のキーホルダー、ミニチュアのフェイクスイーツのマグネット作りなど多彩。初参加の小学5年生(安曇野市)は、パラコード(パラシュートに使われるひも)を使ったアクセサリー作りを教える。この他、飲食関係と子ども服のリユース会を合わせ、7ブース出る。
青山さんは子ども2人を育てる中で、手先を使って得られる達成感を大勢に味わってもらおうと「工作」の出張教室を開いている。
バレンタインデーに向けたWSは、「自分へ、誰かへ、手作りの贈り物を」との思いから2020年2月に初めて開いたが、直後にコロナ禍となり昨年が2回目。今年は、青山さんと、活動に賛同した「夢農場」(池田町陸郷)、「旅するリユース会」(安曇野市豊科)で実行委をつくり、準備している。
「今回は小学生や高校生も教える側に回ってくれる。幅広い年齢層がいろいろな形で集う場になっていけば」と青山さん。
午前10時~午後3時(正午~午後1時は休み)。参加費は500~2500円ほど。予約なしで参加できる。