
松本市を拠点に活動する「信州サクソフォーンアンサンブル」は2月11日、第4回定期演奏会を塩尻市レザンホール(大門七番町)で開く。ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの5種類のサクソフォンを使い、さまざまなジャンルの曲を演奏し、楽器の魅力を伝える。
メンバーは県内在住の20、30代の社会人17人。2部構成で、1部はサクソフォン四重奏曲と吹奏楽の曲、2部はオーケストラ曲を演奏する。コンサートマーチ「アルセナール」、「交響詩『魔法使いの弟子』」、「アルルの女組曲第2番」などを奏でる。
同グループは、サクソフォンの演奏経験がある代表の飯田有梨さん(33、諏訪市)が2017年、信州大吹奏楽団OBの職場の同僚に「サクソフォンを大人数で演奏するオーケストラをつくらないか」と声をかけ、4人で結成。メンバーも増え、中南信地方を中心に地域の催しなどで演奏している。
飯田さんは「音域も音色も幅広く、いろいろなジャンルに対応できる楽器。どんな響きなのか聴いてもらえたら」と話す。
午後2時開演。入場無料。問い合わせはメール(shinshusax@gmail.com)で。