おしゃれで楽しい紙雑貨 塩尻の中島書店 70周年フェア

中島書店(塩尻市広丘高出)は、開業70周年の記念イベントとして、一九堂(いちくどう)(東京・築地)の紙雑貨フェア「紙って意外に自由だPOP UP SHOP」を店内で開いている。
一九堂は創業110年以上の老舗印刷会社。化石燃料をできるだけ使わない紙パッケージの開発などに努め、特殊な印刷・加工技術で作ったおしゃれな紙小物も販売している。出版取次大手のトーハン(東京)が、書店の集客支援のため同フェアを全国展開し、県内では初という。
各県の特産品(例えば長野はブドウ、北海道はメロンなど)をモチーフにデザインしたカードケース、コインもカードも入る小型財布、静電気で張り付くステッカーなど、おしゃれで楽しい5種類の雑貨を展示販売している。価格はステッカーが220円から、財布は3300円など。
企画した同店スタッフの佐藤美智子さんは、書店が次々と閉店し活字離れが心配される中、「書店に足を運ぶきっかけになれば」とし、「紙ものが好きな方はワクワクします。山や猫などに関する美しく小さな辞典のフェアも、合わせて開いています」。
2月28日まで。午前9時~午後10時(日曜は9時半まで)。同店TEL0263・54・3968