
安曇野市穂高有明の画廊「ギャルリー留歩(るぽ)」はオープン20周年を記念して3月16日まで、同地区の画家、黒柳政登さん(46)の作品展を開いている。
身近な建物や里から見える山々、子どもたちが遊んでいる様子など、はがきサイズから12号の水彩画や油彩画など28点を展示。黒をベースに、黄色やピンクなどを効果的に使った作品が目を引く。
黒柳さんは上田市出身。放浪の画家といわれたグルジア(ジョージア)の画家ニコ・ピロスマニを描いた伝記映画に感銘を受け、絵に打ち込むようになったという。2006(平成18)年、東京・国分寺で初個展を開催。翌年安曇野市に移住し、制作に励む。
黒柳さんは「安曇野の風景や人々が生活する姿を描いた作品をぜひ見てほしい」と話す。
午前11時~午後5時。期間中無休。入場無料。同画廊℡0263・83・6785