松本市寿北にオープン 中信初の店舗「Lien」 世界のコイン指輪に

世界のコイン(硬貨)を加工してリング(指輪)にする体験ができる中信地区では初の店舗「Lien(リアン)」が松本市寿北6にオープンした。SNSなどで若者を中心にブームになっているという。
お客は店内に並ぶ世界45カ国のコインの中から好みを選ぶ。スタッフの指導の下、専用器具で真ん中をくりぬき、外枠をリングの形に成型。英数字や柄など、コインの特徴を生かしたオリジナルリングに仕上げる。所要時間は約1時間。
磨き方によって、ビンテージ風や光沢を出すことも可能で、同じコインでも作る人によって仕上がりが変わる面白さも。また「行ったことのある国」「生まれ年」など、コインを選ぶ過程も楽しく、友人やカップルのほか、物作りが好きな人などが体験するという。サイズは1~30号。くりぬいた部分はペンダントにもできる。
コインリングは首都圏で数年前からはやっており、オーナーの下平寛人さん(30)が、愛知県で体験して気に入り店を開いた。「自分だけのリングが作れる。体験を通して思い出になれば」と話す。
5500円(ペンダントはプラス千円)。午前10時~午後8時。要予約。同店℡090・9220・2139