「フラワーエッセンス」「ビオスチーム」 広めたい松本の薩見さん 自宅でサロン

松本市安曇の薩見(さつみ)瞳さん(33)は、健康法の「フラワーエッセンス」と「ビオスチーム」を広めたいと、1月から自宅で、完全予約制の「フラワーエッセンス&ビオスチームサロンなごみ」を始めた。化学物質過敏症、重い生理痛、PMS(月経前症候群)、つらい不妊治療など、たくさんの不調やストレスから、自分が救われたと思うからだ。
終わりの見えない不妊治療で心身とも疲れていた31歳の時、ビオスチームを体験した。韓国の「よもぎ蒸し」を日本人向けにアレンジ。デトックス作用のあるヨモギと免疫力を上げるクマザサ、自律神経を整えるスギナなど、野草10種類以上をブレンドし、玄米発酵菌を付着させてスチームで全身から取り入れる。
受けてみると、生理痛やPMSの症状が和らいだ。数回続けるうちに症状がほぼなくなり、肌の調子もいい。「もっと知りたい」と勉強を始めた。
だがその頃、実兄が心筋梗塞で亡くなった。ショックで「人生どうでもいいと思った。つらかった」。
試したのが「フラワーエッセンス」だ。植物のエネルギーを飲料の形で取り入れ、精神的なバランスを整える。体験すると妊娠への執着から解放され、前向きな気持ちになれた。夫から「以前の明るさに戻ってきたね」と言葉をかけられた。
薩見さんは「植物の力は素晴らしい。今の時代、多くの人は自分で思う以上に疲れているので、自分を大切にする時間をつくってほしい」と話す。
女性専用で、3月14日まで初回限定の特別価格でビオスチーム40分5500円(通常6600円)、60分6500円(同7600円)。午前10時~午後4時。土・日曜、祝日定休。完全予約制。予約はインスタグラム=こちら=から。