小学生バレー長野米カップ松塩木曽予選 女子は塩尻Jrと波田 男子は松本ヴィガFが県大会へ

小学5年生以下バレーボールの第18回長野米カップ県大会予選の松塩木曽ブロック大会は16日、塩尻市の塩尻西部中学校体育館などで開いた。男子(参加5チーム)は1位の松本ヴィガフェニックス、女子(同8チーム)は1位の塩尻ジュニアクラブと2位の波田レインボーJVCが県大会(3月2日、千曲市)進出を決めた。
男女ともトーナメントで3セットマッチ。女子は、準決勝で塩尻が松本ブルーウィングスを、波田がレッドマーズ(塩尻市)をそれぞれストレートで破り、県大会行きを決めた。
両者による決勝は第1セット、波田が序盤からリードしたが塩尻が粘って23|21で奪い、第2セットは塩尻が長身160センチの成岡莉希(りの)(桔梗5)の強打などで主導権を握り、21|14で振り切った。
昨年5月に競技を始めたばかりの成岡は「真下にアタックを打てた。県大会はブロックが高くなるので、越せるように頑張る」、塩尻の深見遥香主将(広丘5)は「絶対に負けたくないという気持ちで勝てた。県大会でも苦しい時に声を出し、8強入りを目指す」と意気込んだ。
登録12人全員が4年生の波田は、低学年の頃から試合経験が豊富。勝山結菜主将(波田4)は「声を出し、みんなでつなぐのが持ち味。県大会までに攻撃力を高め、胸を借りるつもりで頑張りたい」。
男子決勝は、ヴィガフェニックスが松本ファイターズをストレート(21|12、21|10)で破った。関係分は他にアルプスブロック大会(大北安曇野東筑予選、9日)男子1位の穂高キッズ、女子1位の豊科JVCと2位の山形JVC、混合の大町マーモットが県大会に出場する。