
松本市の画家山本一輝さん、MWN(まうん)の屋号で活動するクラフト作家有砂さん夫婦は23日まで、池田町池田のstudio8dori(ハチドリ)で夫婦展「NOSTALGIC(ノスタルジック)」を開いている。古色を帯びたファッションアイテムなどを描いた絵画、海岸の石を使ったアクセサリーやニット小物を展示販売する。
一輝さんは、古着のデニムや年代物の眼鏡といった題材を、岩絵の具や金属箔(はく)などで作品に仕上げた。昔から好むビンテージの服や古道具店に並ぶ品々の色彩や雰囲気に影響を受け、質感を表現した大小17点を並べた。
有砂さんのアクセサリーは、新潟県糸魚川市の「ヒスイ海岸」で集めた多彩な色柄の石の表情を生かしたピアスやブローチ、指輪など。長年かけて川を下り丸みを帯びた石は、手編みのニット帽子や手袋にもあしらう。
「経年変化したものに懐かしさを感じたり、石を拾い遊んだ幼少期を思い出したり、時間の経過を想像してもらえたら」と二人。
午前10時~午後5時(23日は4時)。詳細はMWNのインスタグラム=こちらから