
松本市教育文化センター(里山辺)は3月1日、音楽と一緒に星空のプラネタリウムを楽しむ「プラネで星空音楽館」(10番組・約45分)を開く。長年続く人気企画で、投映する番組はこれまでセンター職員が制作していたが、初めて市民1人も参加した。
星空音楽館は、同センターでボランティアの役割を担う「ラボメンバーズ」が音楽の選曲に主体的に関わるなど、職員と市民が一緒に作っている。
今回も「桜舞うころ、旅立ちのとき」というテーマのもと、ラボメンバーズが中(あたり)孝介さんやスピッツ、King Gnu(キングヌー)などの10曲を選曲。その音楽に合わせて、センター職員が、今冬見られる「冬の“超”大三角」の紹介、乙女座の神話、宇宙から地球のさまざまな表情を見る映像など多彩な番組を、見せ方を工夫して作った。
さらに、ラボメンバーズの一人、岩倉義雄さん(神林)が番組作りに挑戦した。今井美樹さんの「グッバイ・イエスタデイ」に合わせて、夕暮れから夜明け手前にかけて見られる、冬から夏の星座を紹介する。
プラネタリウム担当の鈴木未来さんは「新しい何かが生まれる季節。新たな巡り合いの気配を音楽と一緒に感じてもらえたら」と話す。
午後2時45分開演。520円、中学生以下無料。同センターTEL0263・32・7600