
安曇野市穂高有明のギャラリー&カフェ雨の樹は3月10日まで、「布こもので装う7人7様展」を開いている。ウール、麻、綿など使う素材もさまざまなら、衣類、バッグ、ポーチなど制作する作品も多種多様。それぞれの個性の競演を楽しめる。
7人の約150点が並ぶ。「その包(ほう)」の屋号で活動する丸山のどかさん(37、穂高)は巾着、ポーチなど20点ほど。綿、麻、ウールなど異なった素材を用い、異なる色や模様の作品に仕上げる。「色、素材の組み合わせでできる独特の雰囲気を見てほしい」
屋号が「二月の羊」の新美立子さん(70、同)はウールのマフラー、袋物20点ほど。羊毛を仕入れ、手で紡ぐことから始める。柔らかければマフラーにするなど、その特徴を生かし、糸の太さを作る物に合わせるなど工夫。「ウールのいろいろな表情、風合いを楽しんで」
塚本マヤさん(70、千葉県)はアート刺しゅう。デッサンした風景を絵のように表現しており、発泡スチロールを使い、立体的に仕上げた作品もある。
午前11時~午後5時。5、6日定休。TEL0263・31・6678