
夏の伝統行事「青山様」や結婚式、農作業など、昭和期に松本市内で撮影された8ミリフィルムを市民から募集して製作した地域映画「まつもと日和」の上映会が8日、松本市水汲のキッセイ文化ホールで開かれる。
上映会「きょうはみんなでまつもと日和」は、同ホールの企画「キネマまつぶんシアター」の8回目。フィルムを見ながら当時の思い出を語る市民の映像も合わせ、三好大輔監督(同市)と市民団体「まつもとフィルムコモンズ」によって2023年に完成した。続編として、やまびこ国体や松本深志高校の西穂高岳・独標(どっぴょう)での落雷事故に関連する映像も登場する「まつもと日和2」が24年に公開された。
上映は「まつもと日和2」が午前10時、午後2時半、4時40分から。10時の回は監督のトークも。午後0時5分から、同市梓川小学校5年3組が製作した映画と、松本蟻ケ崎高校放送部が「まつもと日和」を追ったドキュメンタリー映像。0時45分から、同部が「まつもと日和」完成上映会を密着取材した番組映像と「まつもと日和」。4時から、まつもとフィルムコモンズの学生メンバーによるトークがある。
前売り1300円、当日1500円、学生・20歳以下無料(チケット1枚で何本でも鑑賞可)。同ホールTEL0263・34・7100