音楽を一緒に楽しもう 吹奏楽団「幻」が定期演奏会 3月9日豊科公民館ホール

松本市を拠点に活動する吹奏楽団「幻(まぼろし)」は3月9日、第20回定期演奏会を安曇野市豊科公民館ホールで開く。「音楽を心から楽しむ」をモットーに、観客と一体になってステージをつくる同楽団。今回は、これまでに来場者から寄せられたリクエスト曲を数多く演奏するなど、さらに盛り上がりそうだ。
第1部は、ハロルド・ワルターズの「日本民謡組曲」など、日本民謡を外国人作曲家が編曲した作品が中心。「奥の深い曲ばかり。指揮の堺武弥さんの解説も含め、楽しんでほしい」と団長の鳥羽建治さん(70、同市豊科)。
団員でもあるサックス奏者、林美和さんのソロステージを挟んで迎える第2部はリクエスト曲のみで構成。「ミッション・インポッシブル」のテーマや「君をのせて」(「天空の城ラピュタ」より)など、国内外の映画音楽7曲を演奏する。
同楽団は日頃、松本地方の約40人で活動するが、演奏会本番は県外などにいる団員も楽器を持って駆けつけ、総勢70人の迫力の演奏を届ける。「小さなお子さんの来場も大歓迎。一緒に楽しんでほしい」と鳥羽さんは話す。
午後1時半開演。無料。事務局(成澤さん)℡080・5146・5064