
松本市里山辺のオリイシフルート教室(居石ひとみさん主宰)は3月20日、現役の生徒と、高校卒業に伴い教室を巣立つ生徒、ゲストの安曇野市出身のOB髙嶋青海さんのらが出演するコンサート「明日への響き」を、同市穂高交流学習センターみらいで開く。
第1部は、コンクール入賞者7人がソロ、デュオで入賞曲などを演奏。今月高校を卒業した6人は、ソロやデュオで7曲を披露する。第2部は、武蔵野音楽大ヴィルトゥオーゾコースを卒業し、アンサンブルを主軸に活動する髙嶋さんが、ジョリヴェのコンチェルト、自身作曲の「ソナチネチネ」などを奏でる。
第3部は、現役と卒業する生徒、教室OG、居石さん(67)が代表を務めるフルートアンサンブルグループ「フルートコンソートソノリテ」、伊那フルートアンサンブルなど、出演者全員の50人によるフルートオーケストラ演奏。「トルコ行進曲」やスタジオジブリメドレーなどを奏でる。
同コンサートは1992年の教室開設の翌年から開き31回目。居石さんは「希望に満ち、教室を巣立つ学生たちにとって集大成の場。教室を離れてもフルートを楽しく続けてほしい」と話す。
午後1時開演。2千円、高校生以下千円(当日券同額)。松本市内の各楽器店で販売。問い合わせは共催のフルートコンソートソノリテ℡080・4348・0656