
松本市のNPO法人「民団長野国際協力センター」は、4月から始まる韓国語講座の受講生を募集する。2日午後6時半から、在日本大韓民国民団(民団)県地方本部(元町3)で開講式を開き、その30分前から会場で申し込みを受け付ける。
講座は県本部2階の長野韓国教育院で毎週水曜に開く。初回は9日。ハングルや会話、文法などを12月まで学ぶ(8月は休講)。年間受講料2万4千円。入門、初級、中級のレベル別で、それぞれ昼間と夜間コースがある(中級は昼間のみ)。今年から自宅などで視聴できる「YouTubeで習う韓国語」を始めるほか、韓国宮廷料理講座も4回開く。
同センターは2004年、韓日親善交流を目的に設立。「韓国ドラマを字幕なしで楽しみたい」「ハングルの〇や□に興味を持った」などさまざまな動機で、10~90代の幅広い年代が和気あいあいと学んできた。韓国能力試験やスピーチ大会に挑戦する生徒も。文化交流として韓国料理のイベントや、伝統工芸教室なども開催した。
民団県地方本部の金(キム)惠慶(ヘギョン)局長は「昨年秋に移転した教育院は、韓国の本や文化に触れるブックカフェのコーナーもあり、素晴らしい環境です。一緒に楽しく学びましょう」と呼びかける。
各コース先着7~20人。電話での申し込みは受け付けない。各コースの時間などの問い合わせは同センターTEL0263・32・2635(平日午前9時~午後5時)