東部公民館で「楽団ケ・セラ」演奏会とカレーランチ会

松本市東部公民館(女鳥羽2)は3月8日、知的障がい者らでつくる「楽団ケ・セラ」の演奏会とカレーランチ会を開いた。音楽を通じて自立を目指す18人の演奏を、住民ら約100人が聴いた。
初めに団員が一人ずつ自己紹介。音楽主任の岩﨑純子さんの指揮で、「川の流れのように」「ルビーの指輪」「幸せなら手をたたこう」など12曲を演奏した。
ベース担当の丸山ゆずきさん(24、塩尻市片丘)は「うまくできた。5月の定期演奏会を目指し、メンバーと頑張ります」と意欲を語り、鑑賞した丸山文(ふみ)一(かず)さん(56、大手4)は「明るく力強い演奏に元気をもらえた」。
東部地区社会福祉協議会の三代澤健一会長(83、清水1)は「恒例の会。地域の人たちは団員の演奏を楽しみにしている」と話し、ランチ会は同館で活動する「カレーの会」の男性メンバーが手作りした。