地元産ドーナツ味わって ねんりんが松本中町に専門店オープン

県内でスイーツ店を4店運営するねんりん(松本市両島)は、ドーナツ専門店「日々どーなつ松本中町店」を松本市中央2の中町通りにオープンした。自社製粉の米粉ドーナツがシンボル商品だ。
これまでサツマイモのスイーツ専門店「おいも日和」だった店舗を改装した。
小麦粉の代わりに自社製粉の米粉を使ったグルテンフリーの一押し商品「オールドファッション」(230円~)は、「プレーン」のほか、「きび砂糖きなこ」「ダブルショコラ」、季節限定の「抹茶フレーバー」など5~7種類を用意。
同じく自社製の小麦粉をイースト菌発酵させたふわふわの生地の中に、生クリームを詰めた「クリームドーナツ」(380円~)も、「プレーン」のほか、「いちご」や「チョコ」など数種類ある。
商品は、主に坂城町の自社農園で栽培した米、小麦を使用。店内で手作りし、作りたてを提供する。1日500個限定販売。
昨年11月、長野市に同様の形で1号店をオープン。約4カ月が経過しても行列ができるなど人気という。
ねんりんの宮下祥次社長は「ドーナツは日本の定番スイーツ。自社農園を持つ強みを生かし、『地元産』のドーナツを味わってほしい」と話した。
午前11時~午後5時(月、火、木曜定休)。同店℡0263・88・3996