
テニスの14歳以下、12歳以下シングルスの全国選抜ジュニア選手権県予選は8日、松本市浅間温泉庭球公園で開いた。中信勢は12歳以下男子で鷲尾勇人(はやと)(塩尻西小5、荒神山TS)が初優勝するなど男子5人、女子4人が6位以内に入り、北信越大会(22~24日、富山県)に進んだ。
すべて1セットマッチのトーナメント。12歳以下男子(出場25人)決勝は、第4シードの鷲尾と第5シードの今井孝樹(岡谷神明小6)が対戦した。
鷲尾は第1ゲームを落としたが、「すぐに気持ちを切り替えられた」と、第2ゲームから得意のフォアハンドが威力を発揮。相手の逆を突く角度のあるショットを決め、ファーストサーブの確率の高さも試合展開を有利にし、第2ゲームから立て続けに6ゲームを奪って勝利した。
準決勝は第1シードの相手を1-3から逆転し、「あそこで勝ち切れたのが大きかった」と鷲尾。「決勝は練習で一番力を入れている、早いタイミングで打ち返すテニスができた。北信越でも優勝を狙う」と力を込めた。
このほかの中信勢の北信越進出者は次の通り(丸数字は順位)。
【14歳以下】▽男子(2)加藤伸明(山辺中1)(6)武田蓮恩(筑摩野中1)▽女子(2)長谷川笑里(広陵中1)(3)由比ケ浜明咲(岡田小6)(5)百瀬愛莉(筑摩野中1)
【12歳以下】▽男子(4)千野遼平(開智小4)(5)奥原彩人(大町南小5)▽女子(5)吉長千賀子(信大附属松本小5)