
卓球の第26回全国中学選抜大会(29、30日・富山市)に、三郷(安曇野市)の男子が県代表として出場する。10年ぶり2回目の出場。シングルス4人、ダブルス1組の団体戦で各都道府県の代表校が競う大舞台に、「まず1勝」を目標に乗り込む。
メンバーは牧田修志、金田悠生(ゆう)、丸山琉希也(るきや)、中嶋柊弥(とうや)、藤岡優斗、江崎太翔(ひろと)、有賀奏世(かなせ)(以上2年)、西村篤人(1年)の8人。強烈なバックハンドが武器のエース有賀を中心に、主将の牧田はカットマン、バランスがいい江崎、球に鋭い回転をかける攻撃型の金田ら、一人ずつタイプが違うのが強みだ。
中信新人大会(昨年11月)は、市内のライバル穂高東に決勝で2-3で敗れ2位。全国大会予選の県大会(12月、岡谷市)決勝で再び穂高東と対戦し、3-2でリベンジして全国行きを決めた。
監督の山田貴之教諭(36)は「(穂高東と)実力は等しかったが、気持ちで負けなかった。応援でチームが盛り上がったのも勝因」と振り返る。
全国大会は男女各48校(開催地2校)が出場。3校1組の予選リーグの各組1位16校が決勝トーナメントに進む。予選で三郷は明豊(大分)、中郷(青森)と対戦。明豊は昨年4強の強豪だ。
牧田主将らは「個々で強みや課題を理解しているので、いい練習ができている。本番で満足のいく試合ができたら」と、強敵を相手に力を出し切ろうと気合が入っている。