大町中体育館で演奏身近に「北アルプス春の音楽祭」

大町市文化会館は3月23日午後2時、同市の大町中学校体育館で「北アルプス春の音楽祭」を開く。照明の改修工事で、年内は会館大ホールが使えないため、身近な学校の体育館で音楽に親しんでもらおうと計画。地元のオーケストラと合唱の演奏を楽しめる。
出演は、同市が拠点の「信州アルプス交響楽団」と、今イベントのために地元の合唱団員らで結成した「春のアルプス合唱団」。指揮は、合唱指揮者の中村雅夫さん(松川村)。
1部は同交響楽団によるビバルディの「四季」より「春」全楽章、パッヘルベルの「カノン」など。2部は同楽団と合唱団がバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、シューマンの「流浪の民」などを奏でる。佐藤眞さんの合唱曲「大地讃頌(さんしょう)」には、「中学生にも音楽や合唱に興味を持ってほしい」と、同校生徒にも参加を呼びかけ、応じた有志が加わる。
入場無料。市外からも来場できる。問い合わせは同館TEL0261・22・9988