
松本市社会福祉協議会(双葉)が運営する60歳以上の市民が対象の「市プラチナ大学」の卒業式が12日、市総合社会福祉センター(同)で開かれた。68人(男性20人、女性48人)が卒業し、最高齢は84歳。
学長を務める市社協の小林弘明会長は「仲間と学んで得た大切な財産を糧にして、地域社会に積極的に関わり貢献してほしい」と激励した。
学生代表の古田育男さん(82、筑摩)は「同じ志を持った仲間と共に笑い、学んだ経験は人生をさらに豊かにする。誇りと自信を持って、少しでも地域に貢献できたら」とあいさつし、仲間や教師、家族に感謝した。
同大は1981(昭和56)年に開校し、卒業生は3782人。上高地自然散策や市立博物館見学などのほか、相続やスマホなどの25講座を計16日間行った。