保護猫モデルにえんぱーくで「猫まみれ展」

望月まりさん 保護活動への思い絵に

自身が保護した猫をモデルに、ゴッホやフェルメールの名画のパロディーや、風景の中にたたずむ姿をアクリル絵の具で描く塩尻市の望月まり(画名・猫まり)さん(55、片丘)が、「猫まみれ展」と題した作品展を市民交流センターえんぱーく(大門一番町)で開いている。約40点を展示。3月30日まで。
14年前に自宅に迷い込んできた猫を保護し、多くの野良猫が過酷な環境で暮らしていることを知った望月さん。保護活動に協力したい思いに突き動かされ、「猫の絵はがきを描いて販売したい」と絵画教室で学んだ。
作品はTシャツやコップなどチャリティーグッズ化され、売り上げの一部を寄付し続けている。これまでに14匹を引き取り、7匹を見送った望月さんは「短い一生だった子もいるが、絵の中では幸せに過ごしている。その姿をかわいいと思ってもらえたら」。
午前9時~午後10時(26日は5時、30日は4時)。問い合わせは猫まりさんのインスタグラムから。