
松本市内の「コア・ビリーフセラピスト」4人が27日、子育てにおける「愛着形成」をテーマにした講座を市庄内地区公民館(出川1)で開く。「親自身のセルフケアの重要性を知ってほしい」と初めて企画した。
コア・ビリーフセラピーは、自分を傷つける心のとげを取り除くことで、無意識に出るネガティブな思考や行動の癖をなくしていくセラピー。
「愛着の重要性は分かっているものの実践できずに苦しむ親たちの中には、このセラピーが有効な人たちがいる」と、子育て中の女性セラピスト仲間が「松本市コアビリーフセラピスト協会」を2月に設立。愛着形成の啓発活動をしていくことにした。
講座では、セラピストから愛着などについて話を聞いた後、子どもに対する具体的な言葉がけや感情の伝え方などを教わりながら実践。個別の質問や相談もできる。
同協会の二木有希子さんは「親の潜在意識の中にある心のとげが取り除かれると、心から子どもをいとおしく思えるようになるなど、見える世界が変わってくることを知ってほしい」と話す。
午前10~11時。参加無料。定員20人。子連れ参加可能。申し込みは専用フォームから。問い合わせはメール(matsumotocbt@gmail.com)で。