甲冑着付け体験など 松本で学び楽しむ「博物館まつり」

松本市立博物館は3月16日、「博物館まつり」を開いた。「博物館で学ぶ喜び」をテーマに、ワークショップ(WS)やクイズラリー、パネル展などさまざまな催しがあり、多くの来場者でにぎわった。
「まちあるき」では、グループで中心市街地を散策。松本城周辺や女鳥羽川沿いなどを市民ガイドの案内で巡った。「昔の遊び体験」では、あや取りやかるた、けん玉などで楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿が見られた。
安曇野市から母親と訪れた中野颯姫(さき)ちゃん(6)は「こまが回せて楽しい」と大喜び。「甲冑(かっちゅう)着付け体験」に参加した大口瑛太さん(11、松本市)は「歴史が大好きで甲冑を着てみたかった。かっこいい」と、祖父の真野進さん(74)と写真に納まった。
まつりは毎年開き5回目。同館を拠点に活動する友の会や市民学芸員らが、来場者に楽しんでもらえる企画を考えた。