家族連れも気軽に焼き鳥楽しんで
JR松本駅前にある焼き鳥全国チェーンで20年、腕を磨いた店主の横内誠司さん（45、松本市錦部）が独立し、郊外の島内に店を構えた。駅前時代とは一転、店には家族連れが多く訪れる。
開店は午後3時半。主婦らが夕飯のおかずをテイクアウトして帰って行く。週末になると、六つあるテーブル席は家族連れで埋まる。子どもにはちょっとしたおもちゃをプレゼントするなど、サービス精神を忘れない。
「チェーン店では『商品提供の速さ』が顧客満足度につながったが、ここでは『コミュニケーション』。これが郊外店の醍醐味(だいごみ)」と笑顔だ。
焼き鳥は、柔らかくて甘みのある信州福味鶏を使った「ねぎま」（2本430円）など12種類。地元の養鶏場から仕入れる「親どりもも」（同410円）も「かめばかむほど味が出る。酒との相性が抜群」と薦める。
焼き野菜や串揚げ、一品料理のほか、ざるそばや焼き鳥丼などの食事も充実。「おいしさで感動を与えたい」と力を込める。
午後3時半～10時（金、土曜は11時）。月曜休み。TEL0263・88・3755