文具好き同士がつながる場に 3月29、30日大町 専門店や個人が出店する催し

県内で文具や古本などを扱う店・個人が出店する催し「文具の森」が3月29、30日午前11時~午後3時、大町市大町の「ホッと一息…森の休息」で開かれる。1階のカフェや軒先などに十数ブースが並ぶ予定。デジタル時代にあっても文具の人気は衰えず、昨今は「ブーム」とすらいわれる。お気に入りを求める楽しさに加え、文具好き同士がつながる場にもしたいと、同店が企画した。
マスキングテープやペン、ノート、包装紙、シール、バッジ、キーホルダーなど多彩な商品を並べる。文具店のほか、オリジナル商品を販売するイラストレーターも出店。古本や絵本、飲食物も購入できる。
「森の休息」オーナーの栗林佐千子さんは、大の文具好き。昨年11月、大北地域では珍しい文具イベントを同店で初開催すると、大にぎわいだった。「たくさんの文具が並ぶ前で、来場者や出店者が文具の話題で盛り上がる様子は、見ているだけで幸せだった」。次回の開催を望む声が相次ぎ、新学期や新生活のスタートを控えた年度末に、2回目の開催を決めた。
安曇野市の文具・雑貨販売店「Blanca Bianca(ブランカビアンカ)」店主でイラストレーターの羽田(はた)友美さんは、前回に続き出店予定。「文具をきっかけに、人と人とがつながることが魅力。文具好きの輪が広がればいい」と話す。
出店者などの詳細は森の休息のインスタグラムで。同店TEL0261・23・7145