林檎の湯屋おぶ~ 利用者ネット投票でサウナ評価全国3位

松本市石芝3のスーパー銭湯「林檎(りんご)の湯屋おぶ~」が、ネット上の投票で行うサウナランキングで全国3位となった。昨年の5位からランクアップした。
ランキングはニフティライフスタイル(東京)が主催。運営する温泉サイト「ニフティ温泉」掲載施設中、サウナ施設のある5919軒が対象で、ユーザー投票で集計した。1位は香川県の「天然温泉琴弾廻廊」、2位は愛媛県の「伊予の湯治場喜助の湯」だった。

おぶ~には、オートロウリュサウナとナノ水スチーム塩サウナがある。オートロウリュサウナは、室温90~100度で湿度が低く、15分に1回のロウリュ(サウナストーンに水をかける入浴法)で湿度を上げ、発汗を促す。スチームサウナは女性のみ。50度前後で、体に塩を塗ることで汗腺をふさぐ角質を落としながら汗をかく。
昨年から、日帰り温浴施設では県内初となるセルフロウリュが楽しめる男性限定を「ありがとうSAUNA」と名付け、スチームサウナは「うるおいSAUNA」とし、女性向けに泥パックのサービスを始めた。オリジナルのTシャツやステッカー、サウナハットのグッズを作るなど新たな試みも。営業部サブマネージャーの中山博基さん(33)によると、「おぶ~を目指し、県内外から来るサウナ愛好者が多くなった。若者が多い」という。
中山さんは「サウナにはお風呂同様に力を入れてきたので、とてもうれしい。幅広い世代にリラックスしてもらえれば」と話している。