英検準1級の価値語る 4月27日現役翻訳家と塾講師の講演会

一線の翻訳家と塾講師が語る講演会「なぜ英検準1級が大切なのか?」が4月27日、松本市の松本商工会館(中央1)で開かれる。高校生を対象に、英検準1級の取得を目指す意味と、対策を伝える。
英語塾あずさ(大手2)主催。この時期の講演会は4年連続で、今回も、学術書や小説など80タイトル以上を訳した翻訳家の鹿田昌美さん=写真右=が登壇する。
同塾の鬼塚博代表=写真左=によると、準1級が取得できれば、海外の生活や大学で基本的なコミュニケーションをする土台ができた、という目安になる。大学受験生にとっては、共通テストで高得点が見込める。その分、2級との間の壁は高く、対策が必要になる。
鹿田さんは、「正確に英文を読み取るためには、リスニング力を鍛えることが大切。準1級を到達点に設定することで、やるべきことが具体的に分かる。講演を聴いて、もっと英語をやりたいと思ってもらえたら」と話す。
高校生と保護者対象。参加費千円(高校生以下無料)。詳しくは同塾ウェブサイト(https://www.eigojuku-azusa.com/)