【国本梨紗のくにもとりっぷ】 #19 イチゴ狩りがプレゼント

4月になり、新生活が始まる人も大勢いると思います。私にも大きな変化があります。誕生日が来ます!ぞろ目の22歳になります。今年は自分へのプレゼントとして「イチゴ狩り」に行きました。
イチゴは江戸時代末期にオランダから伝来。農学博士の福羽逸人氏が西洋イチゴを改良して皇室に献上したことから、日本独自の品種の開発が始まり、今に至るのだそうです。とちおとめ、あまおうなどのイチゴが、江戸時代からつながっているものだと思うと、一粒一粒が感慨深く、もったいなく感じます。
しかしイチゴ狩りにおいて遠慮は無用!! とにかく満足するまで食べます。よく熟れたイチゴはへたが上を向き、王冠のように見えるそう。畑に整列したイチゴの王様たちを頬張り続けていたら、友達に「工場の機械のように、一定のリズムで食べ続けていた。怖かった…」と言われてしまいました。
確かに友達と来ていたことすら忘れ、イチゴと対話していたな。結果は95個! 少し食べ過ぎた?でも、とても幸せな時間でした。
(タレント、白馬村出身)