
コンサート「情熱と哀愁のアルゼンチンタンゴ」が4月19日、塩尻市レザンホール(大門七番町)で開かれる。地域で音楽活動を企画・運営する松本市の「メロディ・ブレス」(掛野奈美さん主宰)が主催し、地元の賛同者が協力。盛岡市や東京などで活動するバンド「タンゴアンサンブル」が名曲の数々を奏でる。
「タンゴ─」は、国内のスターバンドに所属していたバンドネオン奏者・森川倶志さん(故人)が結成。現在は森川さんの妻でバイオリンの花田慶子さんをリーダーに、バンドネオンの鈴木崇朗さん、ピアノの松永裕平さんのトリオに。今回はゲストのダンスと歌が加わる。
ピアニストとしても活動する掛野さんは40年ほど前から、「タンゴ|」の出演店で演奏するなどバンドと交流し、「非日常の時間を届け、介護や仕事で疲れている人などの息抜きにもなれば」と、初の塩尻公演を企画した。
運営メンバーで大門地区区長会会長の伊藤秀文さん(76、大門一番町)は「タンゴは高校時代からよく聴いた懐かしの曲」と喜ぶ。
午後3時開演。全席自由。前売り5千円(当日500円増し)で同ホールなどで販売中。問い合わせはメロディ・ブレスTEL080・4323・3976