英国のユーフォニアム奏者と共演 「ブリティッシュ・ブラス・ドルチェ」 5月5日松本で演奏会

松本市を拠点に活動する英国式ブラスバンド「ブリティッシュ・ブラス・ドルチェ」は5月5日、コンサート「ブリティッシュ・ブラス・ドルチェmeetsスティーブン・ミード」を市音楽文化ホール(島内)で開く。本番まで1カ月を切り、メンバーは練習に熱が入っている。
ドルチェは1987(昭和62)年発足の社会人バンド。90年以降、年1回の定期演奏会や夏のサマーコンサートなど、これまで50回以上の演奏会を同ホールで開いた。
ミードさんは英国のユーフォニアム奏者で、世界中の金管バンド、吹奏楽、オーケストラと共演している。ドルチェとは、2014年に同市あがたの森文化会館(県3)で開いたクリスマスコンサートで初共演し、そのとき団長の荒木信明さん(64、大手3)と「次は音文で一緒に演奏しよう」と約束。「実現することになりうれしい」と荒木さん。
共演する演目は、ミードさんが30年前に日本で初演した「ユーフォニアム・コンチェルト第1番」(P・スパーク作曲)、圧倒的に高い演奏技術を要する「ハーレクイン」(同)など3曲。また、10年前にミードさんから「ドルチェは素晴らしいバンド。(長期存続のためにも)ぜひユースバンドをつくって」と助言されたのを機に、一昨年誕生した中学生~20代のバンドも一部プログラムに出演する。
同ホール主催の開館40周年記念事業で、MGプレス共催。午後2時開演。一般2500円、ハーモニーメイト2千円、25歳以下千円(全席自由)。チケットは同ホールなどで販売中で残席わずか。同ホールTEL0263・47・2004