身に着けるものの直しに関わる業者が一堂に集まり､相談に乗るイベントが4月20日､安曇野市豊科の店舗｢ハカルAZUMINO(アズミノ)｣で開かれる｡直す､きれいにする､染める…｡どうすれば愛着がある品をもう一度使えるようにできるのか､さまざまな対応法を一度に相談できる｡
6業者が参加｡衣類や布製品､革靴､かばん､小物などの直しや繕いの専門家に､クリーニング店が加わる｡普段はそれぞれの店で腕を振るう職人たちが､ワンフロアに集う｡
企画したのは､衣類を装飾的に繕う｢ダーニング｣を手がける｢リペア･ユーカリ｣の白井ゆかりさん(大町市)｡｢得意分野を持つ人が集まれば､直せないものはない｣と呼びかけた｡
｢誰しも､傷んだりサイズが合わなくなったりしたのに捨てられない物があるもの｡イベントがたんすの奥から出すきっかけになり､よりよい循環が生まれればいい｣と白井さん｡
午前10時～午後3時｡相談無料｡ダーニング体験会もある(要予約)｡参加業者の紹介などはイベントのインスタグラムに｡