共にイラストレーターで、心理カウンセラーの味村昇さん（37、松本市梓川倭）と福祉ネイリストのヤマモトアヤさん（38、安曇野市堀金烏川）は4月24～29日、「2人展」を額縁のタカハシ松本店（松本市出川3）で開く。
味村さんは、木版画を取り入れたオリジナル絵本「不登校・引きこもりのあなたへ」や、県内の風景を柔らかなタッチで描いた水彩画など約15点を展示。絵本は自身の経験を基に制作し、家族が支える大切さを伝えている。
「当時は真っ暗闇の中で苦しかったが、今はこうして活動できている。同じような境遇の人やその家族のヒントになれば」と話す。
ヤマモトさんは「Girlest(ガーレスト)」の屋号で、「女性の内面にある美しさ」をテーマに活動している。展示するのは女性をモチーフにしたデジタル絵画約15点。アダムとイブからイメージを膨らませた「eve」は、強さやしたたかさが表情や目力などから伝わる。
「ネイルの魅力も知ってほしい」と、立体額にネイルを納めた作品もあり、「年齢や障がいの有無に関係なく、女性はみんな魅力的。作品を見て、自信を持って楽しむきっかけになれば」。
味村さんは全日程在廊、ヤマモトさんは24、25、29日にハンドトリートメントや爪磨きの無料体験会を行う。
午前10時（初日は午後1時）～午後6時（最終日は4時）。入場無料。同店TEL0263・29・5901