小谷「塩の道祭り」でわらじ販売 猫つぐら職人ら手作り 5月3日 

靴の上から履くわらじを手作りしている、小谷村の「小谷猫つぐら職人養成講座」の受講生有志ら8人は「わらじを身近に感じて」と5月3日、同村内で開く「塩の道祭り」の受付付近で参加者に販売する。
わらじはフリーサイズでひもで縛って履く。祭りでは山道や未舗装路も多い約9キロ区間を歩くため「わらじだと滑りにくく、疲れにくい」と薦める。
わらじを履いて山を登る平谷村のマラソン大会をヒントに、地元の祭りでも参加者に履いてほしいと、昨年初めて販売した。今年は昨年の購入者の声も参考に、クッション性や強度などを改良した。
発案者の木村敏子さん(64、同村中土)は「わらじを履き、非日常の体験を楽しんでほしい」と話す。1足千円で30足を販売する。
祭りの参加は申し込み不要。当日午前8時~9時半に下里瀬基幹センターで受け付け。栂池高原の祭り専用駐車場からシャトルバスを運行する。詳細は公式サイトから。