
松本市在住の芸術家3人が5~12月、同市五常の古民家カフェ「カジヤ」で、小学生向けのワークショップ(全8回)を開く。季節や自然を感じながら、参加者の個性を引き出す中で芸術性を見いだす「まぁるの森」と題したプロジェクト。「みんなで新しい体験を紡ごう」と参加を呼びかける。
3人は造形作家あいざわいさなさん、音楽家の権頭真由さん、パフォーマー小林晶子さん。初回の18日は「春の窓」、2回目の6月1日は「雨と遊ぶ」など、各回にテーマを設定し、体遊びや歌、工作といった3人の「専門分野」を織り込んだプログラムを通じ、「そこに立ち上がってくるものを、みんなで見つけたい」とする。
プログラムにとらわれず、あくまで「その時その時の化学反応を楽しむ」ことを重視。最終回(12月21日)の成果発表も演劇か作品展示かといった形式は決めておらず、3人は「積み重ねた先にどうなるか、私たちも楽しみ」と話す。
参加募集は11日まで(定員に達し次第締め切り)。各回午前10~11時半。年長児は相談。申し込み、問い合わせは専用フォームから。