
上松町小川の関西電力木曽水力センター内「かんでんギャラリー」で、木祖村で活動する「ハンドメイドサークル5人の会」の初めての作品展が開かれている。押し花や押し絵、小さな布を折り畳み、つまんで形を作る「つまみ細工」など80点が並ぶ。5月30日まで。
同じシャクヤクの図案を押し花と押し絵、木目込み、切り絵で作った4点をはじめ、つまみ細工のこいのぼり、クラフトバッグなど和やかな雰囲気の作品が会場を彩る。
同会は20年ほど前、奥原伸江さん(71、同村薮原)を代表兼講師に、押し絵サークルとして発足。月1回、奥原さんの自宅に集まり、数年前からほかの技法にも取り組む。
押し絵はモチーフの画像から型紙を作る。「女の子など同じ型紙を使っても、完成品は表情が少しずつ違い、各人の個性が出て面白い」と奥原さん。「作品を見て『かわいいな』と思ってもらえればうれしい」
午前9時~午後5時(30日は正午まで)。土・日曜と祝日は休館だが11、24日は開館(午後3時半まで)する。同センター℡0264・52・4681