塩尻「すみれの丘」製トイレットペーパー 5月17日パン店イベントで配布

塩尻市の障がい者支援施設「すみれの丘」(広丘野村)の通所者とスタッフらは、市内のパン店「ベーカリー麦の穂」(塩尻町)が5月17日に開く開業20周年感謝イベントで、パン購入者にプレゼントするトイレットペーパー60個を5月8日、納品した。
すみれの丘は市社会福祉協議会が運営。トイレットペーパーは、NPO法人県セルプセンター協議会(長野市)が、牛乳パック再利用で障がい者支援施設などが作ったものを、「ロンドロールながの」のブランド名で広めている。すみれの丘では、おしゃれな包装とメッセージなど文字を入れるアレンジを施し、プレゼント利用などをPRしている。
麦の穂の店長・赤羽穂波さん(40)が、パンの配達ですみれの丘を訪ねた際、陳列されていたロンドロールの見本を見て、20周年イベントで使いたいと注文した。納品されたロールには「感謝のきもち」のシールが貼られている。
麦の穂は、赤羽さんが自宅を改装して開業し、家族4人で営んでいる。17日のイベントは、店舗と駐車場で午前8時半から。プチフリマや地元野菜の販売、菓子すくいなども予定し、パンが完売したら終了。ロンドロールはパンを10個以上買った先着30人にプレゼントする。問い合わせは麦の穂TEL0263・53・2849