季節に合わせた米粉のスイーツ
グルテンフリーのカフェが、複合施設「なかまちのなか中村屋」内にオープン。小麦粉を使わない米粉のスイーツが楽しめる。店内は隠れ家のような、落ち着く雰囲気だ。
ロールケーキやプリン、キッシュなど、常時3種類のスイーツを用意。店主の松岡いづみさん(50)が、季節に合わせたメニューを考案する。食材には、旬の野菜や果物を使用。この春は抹茶を使って新緑をイメージしたスイーツを提供した。メニューは1、2カ月ごとに替わる。
カフェ巡りが趣味の松岡さんは、カフェに入ると「ほっとする」という。自身もそんな場所を提供したいとカフェ開店を決意。会社員として働く傍ら、お菓子作りのレッスンを受け、家でも試行錯誤しながら腕を磨いてきた。2022年から松本市内で間借り営業をすると口コミで次第に評判が広がり、毎回完売するなど人気になった。今後は酒類に合うスイーツも販売する予定という。
「皆さんの支えのおかげです。笑顔で帰ってもらえる場所にしたい」と松岡さん。
午前11時～午後6時(日曜は5時まで)。不定休。