子ども相撲や浦安の舞奉納も 安曇野穂高・有明山神社で例大祭

安曇野市穂高有明の有明山(ありあけやま)神社で4月27~29日、例大祭が開かれた。29日は子ども相撲の奉納や稚児行列・社参、五穀豊穣(ほうじょう)などを願う祈年祭、「浦安の舞」の奉納などがあり、大勢の参拝者らでにぎわった。
子ども相撲は穂高有明地区の小学生22人が参加。県相撲連盟の安藤均理事長からルールなどの指導を受け、境内の土俵で力を振り絞った。
稚児行列・社参は、富田区の3歳から小学生までの36人がきらびやかな装束をまとって参道を進み、神事に参列。作法を教わって保護者と共に玉串をささげた。山崎佳宏宮司(71)は「子どもたちには、健康で健やかに育ってほしい」と願った。
同神社は力や知恵、芸事などの神を祭る。氏子組織がなく、穂高有明地区の八つの区が年番(今年は富田区)で神事や祭事を支え、「みんなの神社」として親しまれている。7月20日には奥社祭(有明山山頂登拝)が行われる。