山形村ミラ・フード館で「水彩画同好会」作品展 5月31日まで

山形村のミラ・フード館(下大池)を拠点に活動する「水彩画同好会」(25人)は5月31日まで、作品展「楽しく描けました展」を同館で開いている。花や風景などの絵画から絵手紙、模写まで、バラエティー豊かな50点が並ぶ。
30年ほど前に「絵が描けるようになりたい」と思った住吉すみさん(77、小坂)が赤、青、黄、白の4色だけで描く方法を学び、「自分と同じように思っている人がいるのでは」と指導員の資格を取得し、村内で教室を開いたのが同会の始まり。
住吉さんは「自分で描けるようになれば家でもできる。(教室は)3年ほど続けば」と思っていたというが、生徒が「描くのが楽しい」と集い、30年続いているという。
どの作品も4色を使って色を作り出し、「例えば『緑』といっても、調合の分量によって全く違う色合いになっている」と住吉さん。「みんなが楽しんで描いた作品なので、多くの人に見てほしい」と話している。
午前9時~午後10時。入場無料。月曜休館。同館TEL0263・98・3033