練習も試合も楽しんで
3年生3人と2年生3人､指導員3人で活動｡それぞれが自分のペースで参加し､野球や陸上､ダンスなど他の競技と掛け持ちする部員もいる｡3年生の坪井恭太郎部長(14)は｢練習も試合も楽しめる部にしたい｣｡スポーツの枠を超え､同じ学校の生徒が集う部活動そのものを楽しむ雰囲気がある｡
活動拠点は､さまざまな年代の村民が利用する村社会体育館｡同じ館内で活動する別の競技の部活動やサークル､幼児運動教室の参加者らと声をかけ合って練習に励んでいる｡指導も､卒業生や移住者ら地域の卓球経験者が交代で担うなど､所属や肩書に関係なく､多様な人たちに支えられているのが特徴だ｡
2年生の栗屋こころさん(13)は｢みんなで教え合って､いい感じ｣と笑顔いっぱい｡先輩たちの明るい雰囲気に引かれて今春､1年生6人が入部｡今後も活発な活動が続きそうだ｡