安曇野出身・錦鯉野アキコさん黒板アート展 松本で6月16日まで

安曇野市出身の黒板アーティスト・錦鯉野(にしきごいの)アキコさん(49)の作品展が、松本市高宮北の松本日産自動車松本店で開かれている。6月16日まで。
「黒板でリアルを表現」をテーマに、主にオイルパステルで描いた作品約50点を展示している。
生き物が好きという錦鯉野さんは、動物を描くことも多い。グリム童話「ブレーメンの音楽隊」をモチーフにした「ブレーメン」は、カメとカエル、カタツムリが折り重なり、真っすぐ見つめる黒猫の作品は、瞳に人が映り込むなどユーモアや工夫がある。
90センチ四方の「春」は、即興で絵を描く「ライブペイント」で描いた作品。イベントに来た人の意見を取り入れながら、ニシキゴイが優雅に泳ぐ周りに桜やツクシ、タンポポなど春の植物をあしらった。
錦鯉野さんは「見る人が何か想像できたり、物語を作れたりするような絵に仕上げた。ぜひ近くで見て」。
午前9時半~午後6時。火曜、第2・4水曜定休。